ジャスダック市場
「株式店頭市場」と呼ばれてきたベンチャー企業向けの株式市場の名称を2001年7月に改称したもの。株式会社ジャスダックが運営し、ヤフーなどのベンチャー企業が多く上場しています。
ジャスダック市場には、2001年8月末現在、897銘柄が上場しています。時価総額は8兆7100億円で、東証二部の5兆7950億円を上回り、日本証券業協会が株式会社ジャスダックに業務委託する形で運営されています。
ジャスダック市場は、1998年12月の証券取引法の改正により、補完的役割から並列する市場として位置付けられ、取引所市場と競争する市場として、その役割が大きく変わってきました。
1999年11月に東証において「マザーズ」が創設され、2000年6月にはナスダックとソフトバンクが大証で「ナスダック・ジャパン」を始めました。どちらもベンチャー企業向けで、新興企業でも将来性があれば上場できるシステムになっています。
すると、これまで「店頭公開市場」で株式公開した企業が、東証一部、東証二部へと資金調達の場を変えていく図式が成り立たなくなりました。
それで、証券取引所より格下と見られがちだった「株式店頭市場」の名称を変更し、激しい競争に参入したわけです。
2001年7月26日には「日本マクドナルド」が上場し話題を呼びました。