裁定取引
先物市場と現物市場の価格差を利用して、確実にしかもリスクなしで取引を行う方法。先物取引を利用した取引ですから、取引最終日(限月)までに、反対売買によって差金決済します。
例えばAという銘柄が、先物市場では1000円、現物市場では800円だとします。このときは割高な先物市場のものを売って、指定する限月までに買い戻す契約をします。一方、現物市場では同じ銘柄を買っておきます。
そうすると先物市場の方は徐々に価格が下がり始め、現物市場の方は徐々に上がり始めます。売り注文が多ければ株価は下がり、買い注文が多ければ株価が上がるのは市場の原則です。
最終的に、理論上は現物市場の価格と先物市場の価格は一致します。先物とはあくまで投資家の予測によって動いているわけですから、予測された日が近づけば、現実に近づいていくのは当然のことです。
こうして両者の差が縮まったときに、反対売買、つまり先物市場では買い戻し、現物市場では売り抜けるのです。
そうすれば、利ザヤが稼げます。