景気動向指数
景気が上向きなのか、下向きなのかをはかる指標。これは32種類ある景気指数を分類、統合して景気全体の動きを観測するもので、毎月の数値が内閣府から発表され3ヶ月前の数値との比較を行います。
以下のような系列に分類されています。
①先行系列
景気を先取する動きを見せる指標。「新規求人数」「マネーサプライ」など。
②一致系列
景気の現状を表し、ほぼ景気と一致した動きを見せる指標。「百貨店販売額」「大口電力使用量」など。
③遅行系列
景気よりも遅れて動く指標。「家計消費支出」「完全失業率」など。
これらの値が拡張しているか減少しているかを見て、次の計算式に当てはめて指数化したものが景気動向指数です。
(拡張系列数+1/2×横ばいの系列数)÷採用系列数×100
この指数を3ヶ月前のものと比較して景気の前進・後退が判断され、原則として一致指数が50%を超えるかどうかが判断の分岐点となります。
特に先行系列は景気の先行き判断の重要な指標となるため株価と連動する場合が多く、投資判断として見逃すことができません。